ラベル PENTAX FISH-EYE 1:3.5-4.5 17-28mm の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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広角クローズアップ、これは楽しい!CANON WD-H27 ワイドコンバーター PENTAX FISH-EYE 1:3.5-4.5 17-28mm フィッシュアイズーム

 広角でぐっと寄った写真が好きだ。奥行き感が出て、3Dの世界が2次元の絵になる。

じっと見つめるよりもグルグル見る感じが奥行き3D感がでて理想だったりする。そう考えると端正な広角よりも、樽型の歪曲があったほうがダイナミックで3D感がでる。

ビデオ用のワイコン(キヤノン WD-H27)は派手に歪曲がでるので、良い感じだ(例)。ヘリコイドアダプターを付けた改造レンズに装着すると、とても寄れるのでに気に入っている。虫も花もあまりないこの季節だけど、近所の公園に行ってみよう。今日のテーマは広角クローズアップだ。

写りの良いフジのコンパクトカメラの34mm3枚玉レンズ(ベースカメラはこちら)にワイコンを付けて、24mmでクローズアップを楽しむ。


























実はもう一本レンズを持ってきた。ペンタックスのフィッシュアイズーム 17-28mmだ。


さすが、魚眼。比べるとこっちのほうが盛り上がるなあ。ヘリコイドアダプターなので、思いっきり寄れる。もうレンズにくっつきそうだ。












虫がいなくても、広角クローズアップは面白い。今回比較して、焦点距離が短いほど面白いんじゃないか、という気がしてきた。よし、次は全周魚眼レンズを手に入れてみよう。









smc PENTAX FISH-EYE 1:3.5-4.5 17-28mm


ペンタックスの魚眼ズーム。平川純さんという有名なエンジニアが発明した世界初の魚眼ズームレンズだ。魚眼レンズというと極端な湾曲でぐにゃりと曲がった世界をイメージすると思うが、特殊なのは180度という画角であって、魚眼という考え方ではない。これは地図でいうところのメルカトル、モルワイデ図法の違いであり、魚眼はモルワイデだから線は歪むけど周辺まで面積は歪まない。普通の広角はメルカトルだから直線は歪まないけど面積は歪んで、端にいると顔がビヨーンと引き伸ばされるのだ。
 魚眼でもズームすれば、極端な画角ではない写真も撮れるので、特別な感じもしなくなる。画角が広すぎると余計なものが写りこみやすいので、ズームできるのはすごく便利だ。


絞りはf8。周辺減光もなく端までシャープに写る。色収差はそこそこあるが、ソフトで修正は簡単だ。

これは開放。このレンズ、近距離は苦手で、ヘリコイドアダプターで近接撮影をしている。近づけば背景はボケる。被写界深度は思ったよりも浅い。



被写体にどんどん近づいてとる感覚はおもしろい。チープな外観のズームだけど写りは良い。湾曲が嫌な時は、ソフトウェアであとから修正もできるから万能レンズかもしれない。

smc PENTAX-F FISH-EYE 1:3.5-4.5 17-28mm  ペンタックス フィッシュアイズーム


smc PENTAX-F FISH-EYE 1:3.5-4.5 17-28mm
とてもユニークなレンズだ。あまりにユニークなので、1994年製の安っぽいこのレンズをここで取り上げたい。
ユニークなポイント。
1.まず、魚眼レンズであること。ぐにゃりと世界が曲がり、前方180度すべてが写る。
2.それがズームできること。世界初の魚眼ズームレンズなのだ。
3.そこそこの値段だったのに、超安っぽいデザイン。なんと当時いちばん安かったキットレンズ35-80のパーツを流用しているのだ。
魚眼と標準ズームが同じパーツでできている?!そんなことができるのか?

まず1,2について
魚眼は特殊なレンズだが、考えようによっては変ではない。世界は自分を中心にまーるく広がっている。球を平面に直すのは難しい。
普通レンズは地図のメルカトル図法みたいに四角いものを四角く描く。画角が狭ければ違和感がないが、広角になるにしたがって周辺部が引き伸ばされてビヨーンとなる。
メルカトル図法の極地と同じだ。
一方魚眼レンズはモルワイデ図法だ。画角が広がっても、周辺部は引き伸ばされないがぐにょりと曲がる。
ただモルワイデ図法も画角が狭ければ違和感ないはずだ。
魚眼レンズが変なのは、周辺がゆがむことではなくて、画角が広すぎるからではないだろうか。この辺がズームならば実験体感できるのだ。
例えば人間の目は、眼球を動かさなければ普通のレンズのように見えるが、周辺部はボケている。
眼球を動かして見ると視野は広がり 周辺部はくっきり見えるが、目の動きに合わせて魚眼のように曲がって見える。
だからズームしてそこそこの視野で使えば、違和感なく魚眼が使えるんじゃないかとおもう。

ユニークポイント3、安っぽいデザイン。
格下のレンズのパーツを流用した超安っぽいデザイン。多分これが世界初の魚眼ズームが実現できたポイントなのだろう。
世界初だからニーズがあるかどうかもわからない。いくらユニークなペンタックスだって、ユニークなだけでは潤滑な開発費はでないだろう。
それで金型費のかかる部分を発売済みのレンズに(無理やり)適合させて成り立たせたのだとおもう。
当然それによる欠点もあって、最短撮影距離が長くなってしまった。28㎜では45㎝で遠いのだが、17㎜の時はもっと全然寄れない。
なんと2m以下にはピントが合わない。絞り込んでごまかすしかない。ズームするとピント位置が大きく変わるバリフォーカルレンズのようだ。

訂正:これはマウントアダプターの長さがわずかに足りなかった(オーバーインフ)からです。お詫び申し上げます。短焦点だと微妙な違いが大きくでます。

それでも、世界初の魚眼ズームがリーズナブルに実現できたことはすごいと思う。開発スタッフの馬力を感じる。

といったところにグッときて、20年前のガタのきた安っぽーいレンズを手に入れたのだ。
魚眼で近距離が撮れないと困るので、クローズフォーカスアダプターをかましてA7に装着した。
マウントアダプターの力で、近距離が撮れるようになるとやりたくなるのが鼻でか写真。こんな感じ。

うちのクマのお兄さん、17mmと28mmでこんな感じ。