OLYMPUS PEN D2 F.Zuiko 32mmf1.9

ハーフサイズの真打ち登場。
オリンパス ペンD2はハーフサイズPENの高性能版(デラックス) 32mmF1.9の大口径がついてます。距離系連動ではありませんが、4群6枚ダブルガウスのレンズ搭載の名機です。
D3になるとさらに大口径F1.7になるのですが、F1.9のほうが逆光に強いらしいです。


オークションで買ったD2、きれいですが分解した形跡があって、修理をあきらめたようです。当然ジャンク。

でも今回は分解するのは躊躇しました。可逆的に分解して、うちのジャンクボックスで保管します。

D2には立派なフォーカスノブと、5枚絞りがついてるので、これを生かすようにします。

レンズシャッターを固定したり、Eマウント(リバースリングを使用)に固定する方法など、試行錯誤しながら作業しました。


苦労したかいがあって、かっこよくできました。

絞りもフォーカスも動きます。Eマウント化したので、ふつうのMF交換レンズです。
フォーカスもストッパー位置を変更して最短撮影距離を0.8mから0.4mくらいに短くできました。


さあ、ダブルガウスの写りとやらを見せてもらおうか。



絞ればシャープ。開ければとろけるようなボケ味。さすがF.Zuiko、現代の基準でみても素晴らしい。



周辺のボケは少しざわつく。



周辺は口径食が盛大にでているので、要注意ポイント。

でも、すごくいいレンズですね。APS32mmは使いやすく、軽くてコンパクト。フォーカスノブも操作しやすい。
しばらくこればっかり使いそう。