ヤシカのズノーレンズに関する考察 The Zunow Lens in Yashica brand.



伝説のズノーのレンズは極めて高価で、手に入れるには覚悟がいります。でもズノーはOEMも行っていたので、ZUNOWと書いていないレンズも存在しています。そしてそれらは高価ではない。
1960年に発売されたヤシカLYNX-1000には2バージョンあって、富岡光学製、もう一つはズノー製のレンズが搭載されているといわれている。その2つのバージョンのYASHINON 4.5cm f1.8のレンズをEマウント化したものがこれである。

この二つは前玉の位置、大きさが明らかに違う。都市伝説では、レンズ指標でズノーか富岡か見分けると言われていますが、どちらも同じひし形にみえます。ポイントは蟹爪型という話なのですが、よくわかりません。

https://kzhpublishing.jp/kja8ie92/hancamereview/index.php/2018/02/28/429/
Neoca ZUNOWの写真がないので、「半世紀遅れのカメラレビュー」さまのリンクです。
このZUNOW4.5cmと同じ設計と思われるNeocaのZUNOW4.5cmです。じつは私は、ズノー製を見分けるポイントはシリアル番号の刻印にあるのではないかと思っています。シリアル番号の刻印は、一本一本違う番号を掘る特殊な機械ですので、特徴が出るのではないかと。このNaocaのシリアル番号は特徴的であり、他のZunow と同様のデザインになっているように見えます。

私には右側のYASHINONがZunow製にみえるのですが。
では撮影です。


寒色系で青がきれいにうつります。
開放で撮るとボケが美しいというか、妖しいというか。





レンズの収差はありますが、妖しい美しさがあって、良いレンズだと感じます。Zunow製という先入観があるからかもしれません。





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