ミラーレスと相性が良くて、小さくて、よく写る、35mmレンズを比較!3

さて、35㎜改造レンズの比較してみて気づいたことは、
1.小さすぎるレンズは、デジタルとの相性が悪くなりやすい。
残念ながら、テレトリプレットのオリンパスXA2や、ニコンピカイチのゾナーは、もともとのレンズの評判は良かったが、ミラーレスカメラ(ソニーa7)との相性は良くない。

2.テッサータイプも相性が悪い。
銘玉ツアイス テッサー 35㎜も、残念ながら相性は良くない。どうも広角テッサーという形式はテレセントリックが良くないらしく、総じてデジタルとの相性は良くない。

3.なぜか3群3枚のトリプレットは、ミラーレスカメラとの相性が良い。一つはセンサー前のフィルター(センサースタック)の影響が、トリプレットのもつ像面湾曲を補正する方向に働くからかもしれない。周辺の悪化につながるテレセントリックもテッサーより良いらしい。

結論。一番いいのはコンパクトにし過ぎなかったレンズ。一眼レフ用は当然として、エレクトロ35CCNのレンズはf1.8と明るいのに、写りは抜群によい。さすが富岡光学製。





コンパクトにこだわるならトリプレット。その中でも無理に小さくしていない2焦点カメラのレンズは良いかもしれない。比較した中では、フジ カルディアDL-250の34㎜が良かった。



他の2焦点カメラはどうだろうか。注目してみよう。

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