大口径 時代のコンパクトカメラ KONICA AUTO S 1.6






https://www.kenko-tokina.co.jp/konicaminolta/history/konica/1960/1967.html
この改造したレンズはF1.6、コニカ オートS1.6のレンズで、最も明るいコンパクトカメラの一つである。
F1.6レンズは明るい!と思うと同時に、刻むなあ、とも思う。
発売された1967年において、マーケットリーダーはマミヤ エレクトロ35であった。その45㎜ f1.7のレンズで一世を風靡していた。その対抗で、コニカは0.1刻んでF1.6にしたわけである。
たかが0.1だが、レンズ径でいうと3㎜ちがう。刻んだのはいろいろ考えた結果なのだろう。そのおかげで、明るくてコンパクトなレンズを手に入れることができた。




解像はしっかりしているが、ボケはあまりきれいではないようだ。2線ボケで暴れる傾向がある。

描写はクール系で、意外と都会が合う。イメージでいうとニューヨークみたいだ、行ったことないけど。

2線ボケの原因であるシャボンボケは結構きつい。クローズアップで撮ると面白いかもしれない。

他にもある魅力的な大口径コンパクトカメラについて、まとめました。






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