トプコン・ウィンクミラーE UV TOPCOR 48mm f2 TOPCON WINK MIRROR E

中古でも人気のブランド、トプコンである。トプコンのカメラ、レンズはどれも結構な値段で取引されているが、これは安かった。ボロボロでかなりのジャンク。しかもこの「ウィンクミラー」は、一眼レフでもレンズは固定式で、コンパクトカメラの一種だ。これだけぼろいと安心して分解できる。絞りも固着しているので、まずは分解して不要なシャッターユニット部分をはずす。最短撮影距離の長いヘリコイドはあきらめて、m4２マウント用ののヘリコイド中間リングを使用することにした。

絞りの部分はメカが凝っていて、シャッターダイアルを回すと絞りリングが反対方向に回転するようになっている。その部分の調子が悪くて、結局メカは全部外した。絞りの操作は鏡胴部分を回すようにしてみた。



鏡胴に絞り操作用のレバーを付けて、これで何とか絞りの操作はできている。
さて写りには定評のあるトプコール。どうでしょうか。

開放は、やさしくて、気持ちのいい写りです。

近距離ではボケが暴れますが、これは本来の最短撮影距離よりも短い距離で撮っています。


優しいけど、キッチリ解像していて、立体感のある気持ちのいい写りは、さすがトプコールと思いました。トプコールは初めてでしたが、興味が出てきました。