50年前のハーフサイズカメラ オリンパスPEN EESのレンズをMマウント改造した。
https://www.olympus.co.jp/brand/museum/camera/series/pen/04/
もともとのPEN EESのデザインはレンズの周りを取り巻くセレン光電池が特徴である。これは電池なしで、光発電の力で露出をコントロールするという素晴らしいモノである。でもセレンの特徴であるレンズの周り全面に敷き詰めた集光レンズがどうしてもカメラらしい精度感を感じない。粒粒を小さくするとか、工夫は難しかったのだろうか。
ということで好きではないセレン複眼を外して、コンパクトなレンズとしてSONYのデジカメに付けることにした。
レンズは3群4枚のテッサー構成。フォーカスは前玉繰り出しだが、最短撮影距離が長いので、ヘリコイドアダプターを使って全群繰り出しとして使用する。近距離の写りが良くなるはず。
絞りはF5.6 で固定。APSサイズで30㎜だから標準レンズ。とってもコンパクト。
大きな鉄の質感がしっかり出ている。
川崎で中井精也さんの写真展を見る。こんなように、多くの人の心にフックする写真を撮りたいなあ。NEX-5Tは少し古いので、室内だとノイジーになる。
遠くから近くまでシャープに、ボケも色もきれいに写る。古いレンズだけど、とてもバランスがいい。しかもとっても小さくて軽いのだ。
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