CANON IXY D5 CANON LENS 23mmF4.8

CANON IXY D5 である。

全然古くない2000年のカメラだが、フィルムがAPS規格で全く手に入らなくなった。さびしいけどジャンクカメラだ。108円で買う。
でもこいつの場合はさらに、カメラデザインがひどい。円をモチーフにしているのだが、なぜか円の中心からレンズがずれている。ファインダーがみやすくて、使いやすそうな防水カメラなのにどうしてこんなデザインになってしまったのだろうか。

ゴミだから破壊しよう。レンズはとりはずして有意義に使うからね。

レンズは23㎜F4.8 APSフィルムだからイメージサークルはNEXとおなじ。フルサイズ33㎜相当の広角で期待できる。カタログで見ると5枚レンズとあるが…防水フィルターがあるので3枚玉だとおもう。


フランジバックが短いので、Cマウントボディキャップにつける。

小さい!レンズ重量わずか4g!!

(Cマウントアダプターは21g。重いなあ。)絞りはF8相当に固定して、パンフォーカスをねらう。3mから先にはフォーカスが合う予定。
これは、いいじゃないですか。こんなボディキャップレンズが欲しかった。さっそくスキーに持っていこう。



さて、この周辺部が紫に変色した色かぶりをどう見るか。
周辺減光と色かぶりはかなりひどいが、意外と周辺部まで流れなく解像している。修正すれば使える。

パンフォーカスは気楽で楽しい。何も気にしないでパシャパシャとれる。近距離を撮るときは、ねじ込み式のCマウントだから緩めればOK。このレンズは楽しい。



まさにボディキャップレンズ。クセのない広角の画角も含めてとても気楽な撮影ができる。
AF時代でも、パンフォーカスのよさはあるものだ、と実感した。
スキーではポケットに入れて気楽に撮った。

フルサイズ用だと28mmでも周辺が流れるのに、APS用23㎜で流れにくいのはなぜだろう。
イメージサークルに原因があるのか、単純なトリプレットだからか?
F8まで絞ったことがきいているかな。
他にもハーフやAPSレンズについて実験して見よう。




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