ヤシカ オートフォーカス その2:Eマウント改造 YASHICA AUTO Focus YASHICA LENS 38mm f2.8





世界で2番目のオートフォーカスカメラの2回目。1回目はこちら
ヤシカのレンズは「伝説の」富岡光学製のことが多く、写りには期待ができる。
開放だけで試写した結果、絞るとよいレンズになりそうだから、絞りが使える古いロシアレンズ・インダスター50の鏡胴に、装着してみました

ビハインドシャッターの一体になっているレンズユニットに、スペーサーをはめてインダスター50の鏡胴にはめこむ。無限遠を調整すれば、超コンパクトなレンズが出来上がり。絞りも使える。(インダスター50には直接 Eマウントを装着してある)
さて、絞ることでどれだけ変わるのか。



f2.8 開放。右上隅。
思ったよりも解像している。
周辺部の光量の低下、コマ収差があって、コントラストが低下している周辺描写が悪く感じる原因だ。

f6.7 右上隅

だいぶ良くなったが、まだコマ収差はある。
隅なので絞ってもこんなものかもしれない

悪くなさそうなので、このレンズで出かけてみよう。

羽田空港の新飛行ルートができて、低空飛行がみられるようになった。

 遠景を撮ると周辺減光が目立つ。色かぶりも少し気になる。 

周辺部は色収差、コマ収差があって、流れ気味になる。
4隅以外はとてもいい感じ。細かいところまで繊細によく写っている。




主題を中心付近におけば、周辺の乱れは気にならなくなる。

中心付近は線が細い描写で、よく解像している。
優しいフイルムっぽい描写は、古いレンズをつかう理由になる。楽しく撮影できました。



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