ニコン ピカイチ NIKON L35AF 35mmF2.8

1983年に発売された、ニコン初のコンパクトカメラ L35AFである。ニコンの高級機は世界一だと思っているが、コンパクトカメラは二流だとおもう。割り切りのバランスが悪いのだ。この「ピカイチ」もジウジアーロのイタリアンデザインらしいが、もともとの設計がいまいちなせいかパッとしない。で、このカメラのレンズが侮れない。手の抜きどころが分からず、ニッコール基準、ゾナータイプの豪華設計だとニッコール千夜一夜物語に書いてある。
http://www.nikkor.com/ja/story/0033/

高級レンズにつかうゾナー、コンパクトで写りが良いはず!

というわけで、〇流のカメラについた一流レンズ?を分解してデジカメにつけてみよう。

ここでもう一つ。フルサイズのA7を導入したのだが、コンパクトに常用できるレンズが欲しい。このレンズが候補になるので常用できるように使いやすいヘリコイドと絞りを付けたい。

これも申し訳ないのだが、ロシアレンズ インダスター50のジャンクレンズに犠牲になってもらう。
他のひとのブログに、分解が簡単で、コンパクトカメラのレンズにぴったりと書いてあった。参考にする。もともとはM39マウントで、長いマウントアダプターを使う必要がある。改造してEマウントを直接つける。レンズの入れ替えは簡単だ。

このままだと謎のインダスター50なので、銘板隠しをかねたフードを付ける。絞りもまわしやすくなる。

どうです?いいでしょう。あとは肝心のうつりですね。


バランスのとれた、悪くないレンズです。まあ使えます。悪くない。
でも、シャープさは京セラのテッサーのほうが上ですね。10年の時代の差でしょうか。


0 件のコメント:

コメントを投稿