RICOH R1 RICOH-LENS 30mmF3.5

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/ricoh-filmcamera/cameralist/R1.html

まじめに写真を撮らなくてはいけないとき、どんなカメラを使いますか?
私が使うのはリコーGR
私にとって、ソニーのミラーレスはレンズ遊びの道具であり、シリアスならGRが信頼できる。28㎜の画角だったら総合力No.1だと思う。

さて、テーマはリコーR1です。GRのベースになった名機です。故障品があったので買いました。
ジャンク箱あさりは楽し〰い。

レンズは30㎜と24㎜パノラマの切り替え式。
24㎜の時はワイドコンバーターを挿入する。
トリプレットの後ろに曲率の大きな凹レンズをつけたレンズ構成をとる。コンパクト化を考えた、トリプレット+テレコンバーター兼補正レンズかな。1994年製だけど、伝統からの脱却をしている。レンズ構成の考え方が似ている、オリンパスXAの影響もあるかも。

24㎜の時はトリプレット+ワイコン+テレコンという、ある意味現代的な構成のレンズである。(現代のレンズはコーティングが進んで、レンズ枚数がどんどん増えている) レンズ構成が複雑すぎる気がして、ベースの30mmを活用することにする。
Mマウントボディキャップにレンズを固定する。これをヘリコイドアダプターにつけて準備完了。名玉GRレンズのもとになったレンズだ。開放で行ってみよう。


さすがに開放だと周辺は甘いかな。全体の写りはよさそうだ。



ボケはあまり綺麗じゃないですね。やはり少し絞ろう。
F8くらいまで絞ってみる



悪くはないけど、周辺はあまりシャープにはならない。
像面湾曲はあまり感じないのでデジタルとの相性かな。
フジフィルムTIARAよりはいいけど。

28㎜周辺はフルサイズレンズは相性が悪そうだ。APSやハーフは、相性悪くないのだけど。
どういう関係があるのだろう。