チノン35FXは固定焦点のため、パンフォーカスになることをかんがえて、もともと絞り込まれている。F8ということだが、実際はF11くらいにかんじる。きれいに写るけど、さすがに暗くてつかいにくい。レンズ改造では、絞りを固定することが多いけど、固定絞りのレンズは、室内の撮影はF8では少し暗い。
もともとある固定絞りをけずって拡大。大体F6.7くらい。さて、晴れた屋外ではよかったレンズは(どんなレンズでも晴れた日に絞り込めばよく写る)どうなっただろうか。
まず、周辺描写があやしくなった。右側が特に悪いのは、改造工作の精度の問題だとおもう。でも、トリプレットなのだから周辺はしょうがない。
一番の問題は中心部にキレが感じられないことだとおもう。フォーカス面が浮きたつ解像感がトリプレットの魅力だとおもうと、ものたりない。同じスペック(トリプレットでF6.7固定絞り)に改造したオリンパス初代ミューのほうが断然いい。
近距離だと、背景がぼけるのはいいけど、あまりきれいなボケじゃないなあ。
絞りをすこし開いてみたけど、あまりよくない。メーカーが絞り込んでいたのはパンフォーカス目的だけではなかったみたいだ。また絞り込むか。
0 件のコメント:
コメントを投稿