Petri 1:1.8 f=55mm 長めの標準レンズ、オールドレンズを吟味する

長めの標準、オールドレンズが欲しくなった。50㎜近辺の標準レンズは明るいうえに極めて安い。これを買わなくてどこを買う、という感じだ。私は普段は広角を使っているので、標準レンズは望遠的で背景をボカすことが目的だ。だから明るい長めの標準がいい。ということで味のある描写だと一部で評判の、ペトリ55ｍｍｆ1.8である。

絞りが固着したジャンクを動かないカメラ付きで手に入れた。カメラからはマウントを外して、マウントアダプターを創る。コニカ ARアダプターのマウントの出っ張りを削るとちょうどフランジバックがあう。フランジバックの測定が一番手間がかかった。

レンズはフィルター枠が簡単に外れ、前群が簡単に分解できた。どうにも分解できなかった初期型135㎜とはえらい違いだ。絞り羽の油をアルコールで清掃する。


いい感じだ。さあ撮影だ。


立体感があってよいレンズだ。



ボケもいい感じ

近距離だと周辺は少しあやしそう。オールドレンズだから逆光は苦手のようだ。フレアを個性として使いこなしたい。