This is a 40mm f1.7 lens converted from "Yashica electro 35GX". It is a traditional "Double-Gauss lens", and it photographs very fine.
ヤシカ エレクトロ35 GXについていたレンズ、COLOR-YASHINON DX 40mm 1:1.7をソニーa7につける。いいレンズを創ることで有名な、富岡光学によるレンズの写りはどうだろうか。
明るいレンズなのでよくボケるが、ボケ味はちょっとうるさく、グルグルしている。でも私はニュアンスのわかる2線ボケは嫌いではない。
最短撮影距離はオリジナルの80cmに対して60cmくらいに短縮している。でも十分きれいだ。
開放のボケはこんな感じ。口径食とシャボンボケ。とろけるようなボケはきれいだけど、シャボンボケもキラキラしていてきれいだと思う。
背景に対して主題が浮きたつ。立体感があっていいレンズだと思う。デジタルになって、色味や周辺減光はあとから修正できるようになった。私はデジタル時代のレンズ描写のポイントは立体感だと思う。現実世界の立体を、写真という平面に置き換えることがカメラレンズの宿命だ。そう考えると被写体の持っている立体としての特性を、平面の写真で表現することこそレンズの味であり性能なのではないか、とおもう。
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