ニコン ピカイチ NIKON L35AF 35mmF2.8 フルサイズ

ゾナーという高級なレンズ構成を使ったニコンのコンパクトカメラ。高級機ばかり作っていたニコンのコンパクトカメラ1号機であり、安いレンズに逃げないでゾナーを使ったあたり、とても気合が感じられる。でも機械の進歩は早く、レンズとカメラが一体となったコンパクトカメラは、カメラのほうに寿命がきてしまった。
http://www.nikkor.com/ja/story/0033/

このカメラのレンズを外して、現代のデジカメにつける。すごくコンパクトなレンズができるはずだ。だが、外されるコンパクトカメラは無傷では済まない。外れないものを無理やり破壊して外すことになる。ごめんなさい。大事に使うからね。


外されたレンズもそのままではカメラにつかない。オートフォーカスのコンパクトカメラにはピント合わせも絞りもついていない。絞りは固定でもいいが、フォーカスは必要だ。
このレンズは評判がいいので、使いやすくしたかった。それでジャンクのレンズを改造して移植することにした。ここでも犠牲者が、、、ごめんなさい。
でも、インダスター50の鏡洞に移植するととてもいい。(フードもつけて)お散歩にぴったりな組み合わせ。
いってみよう。

絞りF5.6くらい。像面湾曲があって、周辺はピントが後ろに逃げる。
周辺減光もあるがこのくらいならアプリで補正できる。

けっこうシャープに写る。コントラストは高めで、フイルム時代の写真みたい。
こういう背景だとボケはうるさい。



完ぺきではないが、そこそこ写る。小さくて便利だから贅沢はいえないか?
こんど評判のすごくいい京セラのテッサー35mmF3.5と、ガチンコ比較をしよう。

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